子どもに専用のスマホを渡す時、子どもと連絡が取れるようになる「安心」と同時に、目に見えない「不安」も心をよぎるかと思います。

1人でできることが増えるのは嬉しいけど、心配…どんなトラブルがあるのかしら??
私も小学生の子どもが2人いるため、こうしたニュースは常に気になります。
『子どもの身に困ったことが起きた時のために、親との連絡手段としてスマホを持たせておきたい』
連絡が取れるということは、保護者としてとても心強いものです。しかし一方で、それがトラブルを引き起こす可能性のあるアイテムにもなり得るため、その点が難しいですよね。
低学年のお子さまであれば、キッズケータイを持たせている方も多いかと思います。しかし、高学年になるとスマホを持つ割合が増えます。わが子は公立小学校ですが、高学年はクラス8割がスマホを所持しているようです。電車で登校する私立小学校や中学生、高校生となるとクラスのほぼ全員が持っているケースも稀ではありません。
しかし、スマホは小型パソコンとも言えるほど、あまりにも多くのことが出来てしまいます。SNSは小中学生にとって身近な存在になりました。LINEで友達とやりとりをするのは当たり前、TikTokやYouTube、インスタグラムで情報発信、ゲーム課金する子どもも珍しくありません。

スマホは手軽に使える反面、ネット社会ならではのトラブルに巻き込まれてしまう危険性も大きいのが現状です。実際に、いじめや詐欺、クラス崩壊など、深刻な問題へと発展しているケースもあります。今現在、学校関係や家庭内でモヤモヤを抱えている方もいるかもしれません。
SNSやスマホに関するトラブルは、どうして次々と起こってしまうのか。この記事では、小中学生がSNSを使う上で起こりやすいトラブルを以下の10個の事例としてご紹介します。
- ネットいじめ(誹謗中傷や暴言の拡散)
- 友人関係のトラブル(既読無視や仲間外し)
- クラス崩壊につながるSNSトラブル
- なりすまし・アカウント乗っ取り
- 詐欺被害(ワンクリック詐欺・高額課金・架空請求)
- SNSでの個人情報流出(写真・学校名・住所)
- 闇バイト・危険な誘い(犯罪への加担)
- ネットいじめが原因の自傷行為や自殺リスク
- SNS依存による学力低下や生活リズムの乱れ
- SNSでの恋愛トラブル
いずれも実際によくあるケースをもとに解説し、それぞれの問題点と具体的な解決策・予防策を詳しく説明していきます。お子さまが安心安全にネットを利用できるよう、ぜひ親としての対策やサポートの参考にしてください。
小中学生のSNS利用トラブル事例10選
ここからは、SNS利用で起こりやすい代表的なトラブルを1つずつ解説します。それぞれがどんなふうに発生し、どんな悪影響を及ぼすのか、そしてどう対処すればいいのかを確認しましょう。
1. ネットいじめ(誹謗中傷や暴言の拡散)

事例
- クラス内や部活動のメンバーだけが入れる裏アカウントやグループチャットで、特定の子どもの悪口や暴言がやりとりされる
- 悪意ある写真の加工や晒し行為で笑いものにされたり、外部のSNSへ拡散されてしまう
- 被害に遭った子どもは精神的なショックから不登校になったり、学校行事へ参加しづらくなる
起こりやすい理由
- スマホでいつでもどこでも投稿できるため、瞬時に中傷の言葉が広まりやすい
- 匿名性や閉じたグループという安心感から、相手の気持ちを考えずに過激な発言をしてしまう
- いじめに加担しないと自分も標的にされるのではないかという不安感から、周囲が止めづらい
被害・影響
- 子どもの自己肯定感が急激に低下し、メンタル不調や長期の不登校につながる
- 学校全体の雰囲気が悪化し、教師の指導や注意で簡単に解決できない段階まで発展する場合も
- ネットに晒された写真や動画は拡散が止まらず、一生消えないリスクがある
解決策・予防策
- 証拠を残す: 誹謗中傷のメッセージや投稿は、画面をスクリーンショットなどで保存し、公的機関や学校に相談するときの証拠にする。
- 学校や第三者機関に相談: 担任や学年主任、スクールカウンセラーに現状を伝えて早期介入をお願いする。深刻な場合は警察や児童相談所にも相談を検討。
- SNSルールの明確化: 保護者や学校で話し合い、SNSでの誹謗中傷は犯罪やいじめに該当することを周知徹底する。
- 被害児童のケア: 精神的ダメージが大きいので、親やカウンセラーがしっかり寄り添い、「あなたは悪くない」というメッセージを伝える。
2. 友人関係のトラブル(既読無視や仲間外し)

事例の概要
- グループLINEでメッセージを送っても「既読」がつくだけで誰も返信しない
- クラス行事や部活動の連絡がSNS上だけで行われ、端末を持っていない子や使用制限のある子が情報を得られず孤立
- 何気ない一言が誤解を生み、絶交状態にまで発展する
起こりやすい理由
- 文字だけのコミュニケーションは感情が伝わりづらく、小さな言い回しがトラブルの原因になりやすい
- 返信を強要する空気感があり、既読スルーが攻撃や無視と受け取られがち
- SNS上で一度居場所を失うと、リアルの生活にも悪影響が生じる
被害・影響
- 仲が良かった友人グループから一気に距離を置かれ、教室でも話しかけにくい雰囲気になる
- 不安や疎外感が大きくなり、朝起きるのが憂鬱になる、勉強に手がつかなくなる
- さらに深刻化するといじめに近い状態になり、他の子も巻き込んだ対立が起きる
解決策・予防策
- SNS以外の連絡手段を確保: 学校の連絡は公式に担任を通すなど、SNSに依存しない情報共有の仕組みを整える。
- ルールやマナーの取り決め: 「返信を強制しない」「既読スルーを深読みしない」など、クラスやグループで共通認識をもつ。
- 時間管理の徹底: 夜遅い時間にメッセージを送らない、長時間のSNS使用をしないようにするだけでも、ちょっとしたトラブルを軽減できる。
- 早めに大人に相談: 友人同士で解決できない場合は保護者や教師が中立の立場で話を聞き、対話の場を設ける。
3. クラス崩壊につながるSNSトラブル

事例の概要
- SNS上で根拠のない噂や悪口が一気に広がり、クラス全員が加害または傍観者となる状況に
- 噂の被害者が教室で何を言っても無視され、誰も助けてくれなくなる
- 担任が介入しても「裏でやりとりされている」ため、問題を把握しにくく、収拾が難航
起こりやすい理由
- SNSはリアルタイムで子ども同士をつなげるため、一度噂や悪評が流れると一気に拡散しやすい
- 直接相手に言いにくい悪口や不満を、軽い気持ちでネットに書き込みがち
- 「みんなが言ってるから」「自分だけ仲間外れになりたくない」という集団心理の働き
被害・影響
- 噂を流された子は名誉を傷つけられ、不安や恐怖から登校拒否になってしまうことも
- クラス全体の人間関係が崩壊し、学習の場として機能しなくなる
- 保護者同士のトラブルに発展するケースもある
解決策・予防策
- 早期発見・早期対応: 担任や学年主任、保護者も、子どもの様子が普段と違うと感じたらすぐ状況を確認する。噂の真偽をいち早くチェックし、被害者の保護を優先。
- SNSリテラシー教育: 学校での授業や保護者会で、ネット上のコミュニケーションがリアルに与える影響を詳しく教える。
- 生徒自身に責任意識を持たせる: 「一度投稿したものは消せない」「デマ拡散は犯罪に該当する場合もある」という事実をしっかり伝える。
- オープンなコミュニケーション: SNSのやりとりだけではなく、話し合いの場を教師や保護者が意図的につくり、意見交換を活発にする。
4. なりすまし・アカウント乗っ取り

事例の概要
- 子どものプロフィール画像や名前を勝手に使用され、偽アカウントで悪質な書き込みをされる
- 乗っ取り犯が友人に「緊急でお金が必要だから送って」とメッセージを送り、詐欺に利用
- 友人や先生、親から怒られるまで子ども本人が被害に気づかず、誤解される
起こりやすい理由
- パスワードを誕生日や「1234」など安易な文字列にしている
- 二段階認証を設定せずにSNSを利用している
- 公共のWi-Fiや共有端末でログイン情報が漏れやすい
被害・影響
- 自分の評判が勝手に傷つけられ、人間関係に亀裂が入る
- 金銭的被害が発生する可能性があり、加害者に仕立て上げられる危険も
- 最悪の場合、事件として警察の捜査に発展し、子どもが嫌疑をかけられてしまう
解決策・予防策
- パスワード管理の徹底: 定期的に変更し、推測されやすい文字列は避ける。英数字や記号を組み合わせること。
- 二段階認証を必ず設定: メールやSMSを使った認証など、アカウント保護を強化する仕組みを活用。
- 不審なリンクに注意: SNSのDMやメールにある短縮URLや怪しいリンクは絶対に開かないよう指導する。
- 被害に遭ったら早急に通報・相談: プラットフォームに通報し、アカウントを凍結してもらう。学校や警察にも報告。
5. 詐欺被害(ワンクリック詐欺・高額課金・架空請求)

事例の概要
- SNS上の広告をタップしただけで「登録完了、〇万円支払え!」と画面に出てくる
- 無料ゲームアプリの課金と勘違いして、高額な有料サービスを契約してしまう
- 架空請求メールを受け取った子どもが怖くなり、プリペイドカードを購入して送金する
起こりやすい理由
- 子どもは詐欺の手口を知らず、「ここをクリックしないとアカウントが削除される」などの文言に焦って対応してしまう
- 親のクレジットカードが紐付いているスマホやタブレットを利用している場合、簡単に課金できてしまう
- 強い口調や脅迫文句で不安を煽られると、正しい判断をしにくくなる
被害・影響
- 数千円から数万円、時には数十万円単位の損害が発生する
- 家族に言えずに支払い続けるケースもあり、深刻な金銭トラブルに発展する可能性
- 犯罪グループに個人情報が流出し、詐欺の標的リストに登録されるリスク
解決策・予防策
- フィルタリング設定: 危険なサイトへアクセスしにくいよう、携帯会社やセキュリティソフトのフィルタリングを導入。
- クレジットカード情報を子どもの端末に登録しない: アプリ課金はプリペイドカードや親が都度パスワードを入力する方式にする。
- 詐欺に関する知識を共有: 「知らない請求は無視」「絶対にお金を振り込まない」など、定期的に子どもと話す。
- 被害が発覚したらすぐ専門機関に相談: 消費生活センターや警察に相談すれば、被害を最小限に抑えられることがある。
6. SNSでの個人情報流出(写真・学校名・住所)

事例の概要
- 自撮り写真に制服や背景が映り込み、学校名や居住地域を特定されてしまう
- プロフィールに本名、誕生日、通学ルートなどをうっかり書いてしまい、ストーカー被害やつきまといに遭う
- SNSで仲良くなった相手に個人情報を教え、その情報が転売される
起こりやすい理由
- 子どもは「このくらいなら大丈夫」と思って個人情報を軽視しがち
- 友達感覚でネット上の知り合いを信用し、プライベートな話をしてしまう
- 拡散のスピードが速く、一度出回ると取り返しがつかない
被害・影響
- 犯罪に巻き込まれたり、見知らぬ大人に後をつけられるなど、身の危険が高まる
- 不要な営業電話やスパムメールが増える、個人情報を悪用される可能性
- 精神的ストレスから外出を怖がるようになったり、SNS恐怖症になる
解決策・予防策
- 投稿前のチェック: 写真を投稿するときは背景や制服、名札など個人特定できる情報が写っていないか必ず親子で確認。
- プロフィール公開範囲を限定: SNSのアカウントを鍵付きにする、フォロワーを厳選するなどプライバシー設定を徹底。
- 見知らぬ人とやりとりしない: ネットでの友達を安易に信用せず、個人情報を話さないように言い聞かせる。
- 万一被害があれば専門機関へ: ストーカー被害や脅迫が疑われる場合は、すぐ警察や学校に相談。
7. 闇バイト・危険な誘い(犯罪への加担)

事例の概要
- SNS上の「高収入」「簡単作業」といった誘惑的な文句に惹かれ、特殊詐欺の受け子や違法行為に加担させられる
- 子どもが「お金がほしい」という気持ちから気軽に応募し、犯罪集団に利用される
- 犯行が発覚した時点で子どもは逮捕され、前科がつく可能性
起こりやすい理由
- SNSは匿名で投稿可能なため、犯罪組織が若者を簡単に勧誘できる
- 子どもは「バレないならいいかも」と安易に考え、「お金が手に入るなら」と飛びついてしまう
- ニュースや大人の警告を聞いていても、自分がそのリスクに直面していると認識しづらい
被害・影響
- 特殊詐欺の受け子、運び屋、クレジットカードの不正利用など、犯罪に直接加担してしまう
- 被害者(高齢者など)の財産を奪い、社会的にも大きな損害を与える
- 子どもの将来に重大な悪影響が及び、少年院や家庭裁判所での処分を受けることも
解決策・予防策
- 「おいしい話は危険」と教える: SNSで「誰でも簡単に稼げる」「未成年OK」などの求人を見たらすぐ疑う意識を持たせる。
- 親子でお金の価値観を話し合う: なぜそのバイトが危ないのか、正当な労働とは何か、普段から教えておく。
- 怪しい募集を見つけたら報告: 子どもが友人経由で見かけた場合も含め、保護者や学校に伝えるように指導。
- 法的リスクを理解させる: たとえ中学生でも犯罪は犯罪。逮捕や少年院送りなど、甘くない現実を伝える。
8. ネットいじめが原因の自傷行為や自殺リスク

事例の概要
- 連日の誹謗中傷に精神的に耐えきれず、自傷行為や自殺未遂に至る子どもが出てしまう
- SNSで「死にたい」などの書き込みをしても誰も止めず、逆に煽られることも
- ショックを受けた両親が加害生徒や学校に対して訴訟を起こすケースも

2024年だけで500人以上の子どもが自らの命を絶っています…本当に深刻です
起こりやすい理由
- 子ども同士の社会は狭く、一度いじめの標的になると逃げ場を失いやすい
- SNSはいじめが匿名化しやすく、被害者は周囲全員が敵に見えてしまう
- 大人が気づきにくい場所で集団いじめがエスカレートする
被害・影響
- 被害者の子どもは心の傷を深め、学校生活どころか日常生活にも支障が出る
- 自殺や重大な自傷行為が発生すれば、加害者や学校、保護者を巻き込んだ大きな社会問題に
- 同じクラスや学校の他の子どもたちもトラウマを抱えやすく、学習環境が破壊される
解決策・予防策
- 早期発見: 子どもがSNSでネガティブな投稿をしていないか、普段より元気がないなど変化があったら注意深く様子を見る。
- プロや第三者の協力: スクールカウンセラーや児童精神科医、専門の相談窓口などに積極的に相談し、早めのケアを行う。
- ネットいじめゼロ運動: 学校単位での啓発活動や、いじめを見つけたらすぐ報告するルールづくりで未然防止を徹底。
- 被害者を孤立させない: 親はいつでも話を聞く姿勢を持ち、必要ならば転校や長期休養など、子どもの安全確保を優先。
9. SNS依存による学力低下や生活リズムの乱れ

事例の概要
- 夜遅くまでLINEや動画視聴に没頭してしまい、睡眠時間が減って朝起きられなくなる
- 勉強中も通知が気になって集中できず、成績が下がる
- スマホを取り上げると激しく反抗し、親子関係が悪化する
起こりやすい理由
- SNSはリアルタイム更新で終わりがなく、ついダラダラと見続けてしまう
- グループチャットでのやりとりを逃したくない、話題についていけない恐怖(FOMO)がある
- 親が忙しく、子ども一人で長時間スマホを使わせる環境になりがち
被害・影響
- 学校の成績だけでなく、生活習慣が崩れて健康にも悪影響(睡眠不足や視力低下など)
- 子どもが「スマホがないと落ち着かない」状態に陥り、依存症に近い様子を示す
- 親子喧嘩が絶えなくなり、家庭内のコミュニケーションが断絶する
解決策・予防策
- 使用ルールの明確化: 使える時間帯、時間制限を決めて守れなければペナルティを科すなど具体的ルールを設定。
- 親が協力して管理: スマホの使用状況を管理できるアプリやサービスを利用し、端末にロックをかけるなどの対策を行う。
- 代替アクティビティの提案: 運動や趣味、家族との会話・読書など、スマホ以外で楽しめる時間を提案してあげる。
- 保護者も適切な距離感を: ただ一方的に「使うな」と言うだけでなく、子どものSNSの使い方に興味を持ち、理解を示す態度を取る。
10. SNSでの恋愛トラブル

事例の概要
- ネット上で知り合った相手と深い仲になり、実際に会う約束をするが相手が危険人物だった
- 同級生同士の付き合いで、SNSにお互いの写真をあげすぎて個人情報が漏れたり、別れた後に晒される
- 別れ話をSNSでこじらせ、友人間にも混乱をもたらす
起こりやすい理由
- SNSで気軽に知り合い、その場のノリで恋愛感情を深める子が増えている
- 実際に会わなくてもメッセージのやりとりだけで「親密さ」を勘違いしやすい
- 若く経験が少ない子どもほど、相手の裏の意図を見抜くのが難しい
被害・影響
- 年上の相手に騙されて性被害に巻き込まれる、金銭を搾取される
- 別れた後にプライベートな写真や秘密を晒され、誹謗中傷を受ける
- 友人関係まで巻き込んだトラブルに発展し、学校での立ち位置を失う
解決策・予防策
- 親子でSNS使用ルールを再確認: 相手がどんな人か分からない状態で会わない。オンラインのやりとりは慎重に。
- 恋愛観の教育: 子どもにネット恋愛のリスクやリアルとの違い、相手を思いやる言動の大切さを教える。
- 写真の取り扱いに注意: 交際相手であってもSNSへの投稿には個人情報が映り込まないよう徹底する。
- 何かあれば早めに相談: トラブルになりそうな兆候を感じたら、ためらわずに大人へ話して解決策を探る。
まとめ ~ 未成年の子どもがSNSを安心して使うために ~
ここまで、小中学生のSNS利用で起こりやすい10のトラブル事例と、具体的な解決策・予防策を紹介してきました。どれも子どもたちが実際に体験し得る問題であり、保護者としては事前に知っておくことで、いざというときにスムーズに動けます。
最後に、親として大切なポイントを3つ挙げます。
- 子どもが使っているSNSを理解する
- どんなアプリやサービスを使っているか、基本機能やリスクを把握しましょう。
- 親が全く知らないまま禁止するよりも、正しい使い方を共に学ぶ姿勢の方がトラブルを防げます。
- コミュニケーションとルール設定を徹底する
- 日頃から子どもとSNSの話をしたり、困ったことがあったらすぐ親に相談できる雰囲気をつくりましょう。
- 利用時間や連絡先の範囲など、家庭内ルールを明確に決めることで行き過ぎた利用を防ぎます。
- いざトラブルが起きたら迅速に対応する
- 証拠を確保し、学校や警察、専門機関に相談するなど、被害を拡大させないための行動をすぐ起こしましょう。
- 子どもの心のケアを第一に考え、「あなたの味方である」ことをしっかり伝えます。
SNSは子どもの学びや交流の幅を広げる便利なツールです。
親が正しくリスクを知り、上手にサポートしてあげることで、子どもも安心してネット社会を活用できるようになります。
ぜひ今回の10事例とその対策を参考にして、大切なお子さまをSNSトラブルから守ってあげてください。